CIVIL ENGINEERING
SHIELD PROPULSION

シールド・推進技術

飛島の技術-土木のメインビジュアル

FLEX工法
(シールド機自動方向制御システム)

ジャッキ圧力を自動調節し、シールド機の方向と姿勢を計画線に自動制御する理想的なシステム

■概要
個々のジャッキ圧力(推力)を調節してシールド機の方向と姿勢を制御します。
あらゆる方向と強さのジャッキモーメントを速やかに設定し、高精度に自動制御します。
また、常に滑らかな推力配分による全ジャッキ推進になるため、片押しがかかる曲線掘進においてもセグメントに優しく、 目開き、漏水の発生を抑えます。
シールド機の方向と姿勢を計画線に自動制御する理想的なシールド推進システムです。

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FLEX工法(2,098KB)

■特長

特長

・線形品質の向上 : シールド掘進精度が向上します。
・覆工品質の向上 : 推力Endの影響によるセグメントの目開き、漏水、クラックが減少します。
・トラブルの防止 : シールドオペレータが掘削、裏込注入の管理に集中できます。

システム構成

システム構成①

※画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます。

システム構成②

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■施工時荷重
上向きの方向修正を想定
既設セグメント3リングについて解析
シールド外径 φ6m
想定推力15400KN(ジャッキモーメント 上向き14500KN-m)

施工時荷重

■掘進精度
熟練オペレータによるジャッキ選択と掘進精度を比較しました。
マシン外径:φ3.68m(泥土圧)、土質:砂礫、
左300mR、1‰上り勾配、ジャッキ選択(851〜854R)、
圧力制御(855〜858R)

熟練オペレータによるジャッキ選択
圧力制御による自動

■施工実績
主な実績

主な実績

外  径 : φ2.13〜14.14m
最大深度 : 62m
最小半径 : 15mR
最大勾配 : 11パーセント

2023年6月現在