22【ZEB/ZEHの達成に向けた取組】当社は2020年12月25日に「ZEBプランナー」として登録されました。建物の高断熱化・日射遮蔽によりエネルギーロスの少ない建物とし、高効率機器・器具及び各種制御により省エネを図り、更に太陽光発電等での創エネを行うことで、ZEBの達成を目指します。【⽊質耐火部材「LaG+WOOD」の活用】株式会社シェルターとのOEM契約締結により木質耐火部材「LaG+WOOD(ラグウッド)」の提供が可能となりました。当社はこの技術取得によって今後、木造耐火建築の設計が可能となり、更に幅広い顧客ニーズへの対応に繋げてまいります。宮若市立 光陵小学校(校舎棟・調理場棟)(福岡県)発注者:宮若市少子化により児童数が減少する中、2つの小学校を再編し、複数学級を編成できる建物となりました。校舎は3階建で、内装材は私有林の木材を活用し温かみのある空間を作り、2階部には大小2個のプール・屋内運動場を配置しています。また、同敷地内に併設する給食協同調理場を建設いたしました。学研廿日市多世代サポートセンター・学研ホール(公共施設棟)、ココファン廿日市(民間施設棟)(広島県)発注者:株式会社学研ココファンホールディングス当建物は、広島県廿日市市のまちづくりプロジェクトである【廿日市市地域医療拠点等整備事業】の一環で、公共施設棟・民間施設棟その他で構成する官民複合施設です。今後、近隣住民をはじめ多くの方々に利用されることが期待され、医療及び多世代交流を核とした地域全体で支え合う「持続可能なまちづくり」を目指しています。●脱炭素・ゼロカーボンへの取組み 2022年度よりゼロカーボンオフィスを立ち上げ、温室効果ガス排出量Scope1+2の25%削減・Scope3の13%削減の削減目標を掲げました。目標達成に向けて再生可能エネルギーの有効利用やZEB/ZEH、木質建築物の取組強化に努めます。●次世代型の事業運営体制の構築 将来の組織・人員体制を見据えて、現場業務の集約・遠隔支援を目的とした技術支援体制であるフィールドサクセスセンター(FSC)機能を強化し、生産プロセスの合理化を図ります。●DX技術やBIMの活用 「e-Sense」等の現場とオフィス間のコミュニケーション円滑化を実現する技術の活用・検証と、仮想現実・拡張現実・複合現実等を活用し、実際の風景や施工中の建物と設計図を視覚的に組み合わせる施工計画シミュレーションの推進や、BIMの導入による建設プロセスの可視化によるフロントローディングについて推進してまいります。●オフィス環境多様化への対応に向けた取組み 建築本部・営業本部においてABWとバーチャルオフィス(oVice)を実施・導入しました。 仕事内容に合わせて働く場所や時間を自由に選択できるABWを導入し、時代の変化に応じた職場環境を自ら実践することで、顧客提案に繋げてまいります。主な完成工事受注に向けた技術開発施工
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