飛島建設統合報告書2022
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43土木事業については、工事終盤を迎え大きく進捗する工事が前年同期と比べ少なかったこと等により、完成工事高は63,175百万円(前連結会計年度比4.0%減)、セグメント利益は5,104百万円(前連結会計年度比12.2%減)となりました。建築事業については、工事が順調に進捗したこと等により、完成工事高は47,338百万円(前連結会計年度比3.7%増)、セグメント利益は1,757百万円(前連結会計年度比268.0%増)となりました。開発事業等については、保有資産の売却等により、開発事業等売上高は7,150百万円(前連結会計年度比21.6%増)、セグメント利益は502百万円(前連結会計年度は6百万円の損失)となりました。百万円に対し10.9%増の4,212百万円(前連結会計年度比14.7%増)となりました。なお、売上高経常利益率は3.6%(前連結会計年度比0.5ポイント増)、総資産経常利益率は3.6%(前連結会計年度比0.6ポイント増)となりました。 特別損益は、減損損失の計上等により316百万円の損失(前連結会計年度は8百万円の損失)となり、資産売却に伴う課税所得の減少に起因して前連結会計年度比で減少した法人税、住民税及び事業税611百万円(前連結会計年度は1,153百万円)及び法人税等調整額64百万円(前連結会計年度は60百万円)を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、計画値2,400百万円に対し34.2%増の3,219百万円(前連結会計年度比31.3%増)となりました。(1) 国際情勢や経済動向等の外部経営環境に(2) 当社の携わる事業に関わるリスク関わるリスク①…国際紛争に係るリスク②…新型コロナウイルス感染症に係るリスク③…法令等に係るリスク①…国内建設市場の動向②…取引先の信用リスク③…品質不良及び工事災害の発生④…技能労働者の確保困難⑤…企業買収、資本提携及び事業再編業績等の概況 当社グループの当連結会計年度の連結業績については、売上高は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等による受注の時期ずれや工事着手遅れ等により、計画値132,000百万円に対し10.9%減の117,665百万円(前連結会計年度比0.3%増)となりました。 売上総利益は、上記売上高の減少があったものの工事採算性の向上等による利益増及び連結子会社の業績が堅調に推移したことによる利益増等により13,212百万円(前連結会計年度比9.1%増)となり、販売費及び一般管理費8,637百万円(前連結会計年度は8,118百万円)を控除し、営業利益は、計画値4,200百万円に対し8.9%増の4,575百万円(前連結会計年度比14.5%増)となりました。 営業外損益は、362百万円の損失(前連結会計年度は321百万円の損失)となり、経常利益は、計画値3,800事業等のリスク 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、右記の通りです。なお、当社グループはこれらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める所存です。 また、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。データセクション⼟⽊事業建築事業開発事業等経営成績の解説

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