飛島建設コーポレートレポート2023
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10事務所の緑化ソーラーハウス間伐材を使用した安全掲示板BIMによる干渉チェックリラックスできるCo-Homeゾーンモデルルームのバーチャル空間化空間創造キャビン(NOHEYA)オフィス環境 品川のオフィスでは様々な種類のワークスペースがあり、個人が働く場所を選んで仕事ができるスタイル「ABW(ActivityBasedWorking)」を導入しています。個室ブースには日軽パネルシステムと共同開発した「NOHEYA(ノヘヤ)」を活用しています。時代の変化に応じた職場環境を実践し、生産性向上に繋げています。建築事業分野の取組み施工作業所のCO2削減 ゼロカーボンオフィスでは作業所における「CO2削減メニュー」を展開し、温室効果ガス排出量Scope1+2の25%削減目標達成に向け、CO2削減の取組みを強化していきます。⼟佐市新庁舎(高知県)発注者:土佐市 4階建て鉄骨造の土佐市新庁舎は市民の安全・安心の確保と市民に親しみをもたれる新庁舎を目指して作られました。地下に免震装置を設置し、3階には自家発電設備を備え、災害時の避難拠点となります。日常においては、来庁者が多い窓口部門を低層階に集約することで、目的の窓口を分かりやすくすると共に、高知県産の木材を使用し温かみがある空間としています。北陸新幹線 越前たけふ駅(福井県)発注者:独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構 北陸新幹線金沢~敦賀間125kmの整備工事で福井県4駅の内の一つです。「伝統文化を未来に繋ぐシンボルとしての駅」をコンセプトに外壁は「越前和紙の技法(流し漉き)の動き」をデザインし越前瓦を配置、内部には越前和紙・越前刃物・越前指物の利用による地元の伝統工芸品を多数配置しています。「コウノトリが飛来する未来への道標となる駅」というデザインイメージを表現した駅舎です。DX技術やBIMの活用 施工時にBIMデータを活用して鉄骨や鉄筋の納まり(干渉チェック)を実施しています。 また、様々な場面で「3Dスキャナー技術」を使ってバーチャル空間を生成し、デジタルツインとして活用しています。マンション現場ではモデルルームのバーチャル空間化により詳細納まりや色彩等の確認ができます。建物竣工時には3D画像に什器・設備等のデータを埋め込み、取扱い説明にも活用しています。主な完成工事

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