飛島建設コーポレートレポート2023
15/22

トンネル災害撲滅パトロール経営メンバーパトロール災害撲滅パトロール年度末重点パトロール中央安全衛生環境診断14※TCFD(TaskForceonClimate-relatedFinancialDisclosures:気候関連財務情報開示タスクフォース) G20の要請を受け、金融安定理事会により気候関連の情報開示及び金融機関の対応をどのように行うかを検討するため2015年に設立された枠組み。 当社ではトビシマSXに向けた取組みの一環としてESGやSDGsに配慮した経営による「社会のサステナビリティ」を推進することで企業価値の向上を目指しており、気候関連情報の開示が不可欠と考え、気候関連財務情報開示タスクフォース(以下TCFD※)の提言に賛同いたしました。 今後はTCFDが提言する情報開示のフレームワーク(ガバナンス・戦略・リスク管理・指標と目標)に沿った気候関連の情報を開示してまいります。TCFD開示項目におけるシナリオ分析の結果を基に当社における気候変動のリスクと機会を把握し、脱炭素社会への移行に向けたガバナンスや事業領域の更なる強化を目指します。 当社はCDPが公表した「気候変動レポート2022」において、8段階中上位から3番目の「B」スコアに認定されました。 今回認定された「B」スコアはマネジメントレベルとされ、「自社の環境リスクや影響について把握し、行動している」と評価されたことを示すものです。当社は今後も環境方針やTCFD提言に基づく情報開示で掲げている気候変動対応策、ESGやSDGsに配慮した経営による「社会のサステナビリティ」を推進すると共に、CDP質問回答やホームページ、統合報告書などを通じて積極的に開示を行い、社会と企業の持続的成長の実現を目指します。安全衛生管理目標必達目標 現場での安全管理体制の強化を目的として多角的なパトロールを実施しています。死亡災害 0件度数率0.50以下強度率0.05以下6・11月7月12月2月9・10月1.安全衛生管理PDCAサイクルの確実な展開2.墜落・転落災害の防止3.重機・機械災害の防止指標と目標気候関連のリスク及び機会を評価・管理する指標と目標●当社では脱炭素社会の実現に向けて長期的なCO2削減目標を設定し、SBT※認定を取得しています。4.躓き・転倒災害の防止5.不安全行動による災害の防止6.公衆災害の防止災害抑制目標重点実施項目項目対象Scope1・22030年までに2020年比で温室効果ガスScope3※SBT(SCIENCEBASEDTARGETS:科学的根拠に基づく目標):パリ協定が求める水準と整合した企業が設定する温室効果ガス排出削減目標目標25%削減2030年までに2020年比で13%削減TCFD提言に基づく気候関連情報の開示CDP「気候変動レポート2022」にて「B」スコアに認定安全の基本理念基本理念:生産の原動力は人であり、物と設備と人の調和を保たなければ、品質の向上、生産性の向上はありえません。企業にとって「安全の確保」は企業本来の生産活動と切り離しては考えられない「社会的責任」であり“人命の尊重”を安全の基本理念としています。安全衛生管理基本方針:危険感受性を高め、漏れの無いリスク抽出と確実な対策を実施する。現場で働く各人が危険感受性を高め、常に作業に係るリスクを見つけ出し、事前に対策を講じて行動することにより、不安全行動に起因する災害も含め、全ての労働災害の絶滅を図る。安全パトロール

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る