42003年(平成15年)創業120周年。東京湾アクアライン(1997年/平成9年)当時の最先端技術とノウハウを集結し、多くの新技術・新工法が開発・実用化され、「土木のアポロ計画」とも呼ばれ、海底の軟弱地盤、風や潮、地震等の自然条件、東京湾内の船舶の航行、環境保全など多くの困難を乗り越えて完成しました。浦山ダム(1997年/平成9年)埼玉県秩父市に位置し、重力式コンクリートダムとして国内第2位の高さを誇ります。世界最大長レヤー打設、RCD工法世界初1mリフト採用や日本初の原石・骨材からコンクリートの運搬をベルトコンベアで実施するなど、最先端・未知の技術へ挑戦したプロジェクトであり、地域に開かれたダムとして市民に親しまれています。静岡富士水泳場(2001年/平成13年)「水滴」をイメージした外観が印象的な建物で、水深及び距離を調整することができる可動床、可動壁を備えた本格的な水泳施設として年少者から高齢の方まで幅広く使用されています。平成15年には静岡国体夏季大会のメーン会場として利用されました。摺上川ダム(2006年/平成18年)東北地方では有数の規模を誇る中央コア型ロックフィルダムであり、福島市をはじめとする3市4町の飲み水など生活に必要な水道用水を供給しています。また、摺上川及び阿武隈川沿川の水田や畑へのかんがい用水を供給し、農業の盛んなこの地域を支えています。2013年(平成25年)創業130周年。ワコール新京都ビル(2016年/平成28年)顧客の新たな営業拠点として外壁のフィンをはじめ、各所に柔らかさ・優しさ・上品さ・純粋さを表現した建物となっています。地震対策として制震構造の「トグル」を採用し、環境に優しい建物の証「CASBEE」のSランクを獲得しています。国道45号 陸前高田道路(2018年/平成30年)震災復興のリーディングプロジェクトとして計画された延長10kmの自動車専用道路です。当社は陸前高田側7.0kmの区間を施工しました。道路の開通により沿岸被災地の復興を力強く後押しすると共に、岩手県・宮城県をまたぐ地域産業の振興などが期待されます。2019年(令和元年)「NewBusinessContractor」の基盤確立を基本方針とした、中期5ヵ年計画を策定。メガソーラーパーク(2020年/令和2年)カーボンニュートラルの実現に向けた再生可能エネルギーの最大限の活用を目的として宮城県に出力45MWのメガソーラー発電所を建設する工事で、造成された65haの広大な敷地内に12.2万枚のソーラーパネルが設置されました。気仙沼処分場(2022年/令和4年)新一般廃棄物最終処分場として、九条地区他の山林などを切り開いて整備し、全体造成として195,040m3の切土と盛土を施工したほか、延長410mの逆T式擁壁工、23,792m2の遮水シート工、延長321mの地下水集水管工、延長2,017mの側溝工、4,041m2の防災調整池コンクリート堰堤工、竪型管5基の埋立ガス処理施設工、8,305m2の構内通路アスファルト舗装工を施工し、併せて、S造(トラス構造)金属屋根で9,760m2の被覆施設を建設しました。(1991~2010)転換期共創期(2011~)
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