飛島建設コーポレートレポート2023
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●完全非破壊での測定が可能であるため、コンクリートのはつりを必要としません。●パソコンやモバイルバッテリーから給電可能であり、大掛かりな電源装置が不要です。●特殊なゲルを使用することでプローブを天井面や壁面に固定することができ、ハン●従来の測定装置よりも作業環境が改善され、生産性向上と働き方改革に貢献します。7※SfM:StructurefromMotion 複数枚の写真から3Dモデルを作成する画像解析技術8357525802018201920202021ズフリーで測定が可能です。(億円)76664556620222018201920202021(年度)7466296016282022(億円)102822018201920202021(年度)(億円)7971732022(年度)受注高推移売上高推移売上総利益推移コンクリート中の鉄筋の腐食状態を非破壊で測定する『Dr.CORR』を研究開発 構造物中の鉄筋の分極抵抗と腐食速度を完全非破壊で測定することができます。 腐食速度を判定基準として腐食状態をグレード分けして表示します(初期設定はCEBの基準ですが、数値は任意で変更可能です)。定期的に鉄筋の腐食状態をモニタリングすることで効率的なコンクリート構造物の維持管理を図ることができます。⼟⽊事業分野の保有技術全自動ドローンによる遠隔モニタリング技術 自動離着陸・自律飛行ドローンとクラウドコンピューティングを融合した「全自動ドローンによる遠隔モニタリング技術」を現場の安全監視に活用しています。 インターネットを介して遠隔から飛行指示を受けたドローンは離陸・設定したルートでの飛行・撮影・着陸まで全て自動で実施します。 飛行中の映像はリアルタイムに確認でき、遠隔地から現場の状況を目視確認可能です。またドローンで撮影された写真はクラウドに自動的にアップロードされ「SfM※」により3Dモデリング化することで広域なエリアに対する地盤の変状等を詳細に検出することを可能とし、営業中のゴルフ場直下を掘削するトンネル工事等で活用されています。 工事責任者による日々のパトロールに加え、本技術による遠隔モニタリングや3Dモデリングにより施工現場周辺の安全を高頻度かつ詳細に確認しながら慎重かつ効率的に工事を進めています。トビシマの取組み事業別概況⼟⽊事業

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