飛島建設

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長門俵山道路大寧寺第3トンネル北工事(山口県)

長門俵山道路大寧寺第3トンネル北工事(山口県)の写真

概要

 山口県の下関市と長門市を結ぶ長門・俵山道路のうち、大寧寺第3トンネル(延長1,892m)の北工区(延長1,221.4m)を建設する工事です。長門・俵山道路の整備により、災害時の俵山地区の孤立を回避し、救急医療活動を支援することができます。また、交通の高速化が図られ、広域交流の促進、および地域活性化に繋がります。

工事概要

工事件名長門俵山道路大寧寺第3トンネル北工事
発注者国土交通省 中国地方整備局
工期平成27年9月30日〜平成30年3月31日
諸元掘削延長L = 1221.4 m
掘削断面積A = 108.2m²
掘削土量V = 138,620m³
覆工延長L = 1221.4 m
坑門工一式

周辺環境への配慮

トンネル発破時の騒音対策

 トンネルの発破によって発生する超低周波音(20Hz以下の音波)は人の耳には聞こえませんが、周辺家屋の建具をがたつかせたり、人体への圧迫感を与えるなど苦情発生の原因となります。本工事では通常の防音扉に加えて発破超低周波音消音装置を設置し、発破による影響の低減に努めています。

■発破超低周波音消音装置「TBIレゾネータ Type-F」

○発破時に卓越する 4Hz、6Hz、8Hzの超低周波音の1/4波長の長さを持つ音響管をトンネル内に配置します。

○音響管に入射する音波と反射した音波が干渉して打ち消し合うことで、音響管開口の音圧が下がります。

○NETIS登録技術(CG-170002-A)

発破超低周波音消音装置「TBIレゾネータ Type-F」 イメージ

低騒音型バッチャープラント

 コンクリートを練るバッチャープラントは大きな騒音発生源であり、ミキサー周辺の騒音レベルは85~90dB程度となります。低騒音型バッチャープラントでは壁材に複合遮音パネルを使用し、さらに配線貫通部からの音漏れも防止することで操作室内の騒音レベルを75dB程度まで低減できます。

低騒音型バッチャープラント イメージ

防音対策

 施工現場周辺の水質を守り、工事による河川や用水路への影響を防ぐため、汚濁水処理設備を設けています。坑内の排水は、この濁水処理設備を通して浄化され、pHが排出基準値(pH5.8~8.6)内にあることを確認されてから放流されます。また、トンネル工事中は突発的に大量に湧水が発生する可能性があるため、処理能力150t/hの大型の設備を導入しています。

防音対策 イメージ

粉塵対策

 トンネル工事において、坑内で発生する粉塵対策は欠かせません。主要な粉塵発生原である切羽には、坑口に設置された送風機から新鮮な風が送り込まれると同時に、押し出された粉塵を多く含む空気は写真の3,000m³/min級の大型集塵機によって浄化されます。 坑内の粉塵濃度を下げるとともに、坑口から周辺に粉塵が飛散することを防ぎます。

粉塵対策 イメージ