12猛威に対して一層の増強をする必要があり、既存の電力ダムにおいては流域治水の機能も果たすべきではないかと思っています。 今後もトビシマグループは、地球規模での水資源問題が危惧される中、得意とする水インフラ技術で問題解決に努めてまいります。 2022年3月期建設事業の繰越高は、土木工事1,427億円、建築工事682億円の計2,110億円(前期繰越高比113億円増)まで積み上げることができました。次期については、国内建設市場では設備投資マインドの低迷が依然懸念される中ではありますが、まずはこれまで以上にDXを活用しながら目の前の案件を着実に進めつつ、期中受注の確保・業量の拡大に努めていく所存です。その上で、将来に向けた成長投資と株主還元を適切に両立させていきたいと考えています。なお次期においては、建材コストの継続的高騰等の利益面への影響を考慮し、業績見込みとして連結売上高1,310億円(前期比11.3%増)、営業利益48億円(同4.9%増)、経常利益41億円(同2.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益24億円(同25.5%減)を計画しています。 トビシマグループの今後の展開にどうぞご期待ください。引き続き、トビシマグループへの変わらぬご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。ステークホルダーの皆様へ将来に向けた成長投資と株主還元を両立させた上での持続的成長を目指してまいります。
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