飛島建設統合報告書2022
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29 当社は企業活動から生じる環境影響を管理して、環境保全と汚染の予防を積極的に推進するために、ISO14001に基づく環境マネジメントシステムを導入し、継続的な維持改善に努めています。※※2004年度に全社統合システム化。その後、2017年度に2015年版への移行を実施しました。 当社では2021年に気候変動に対する取組みとしてTCFDに賛同。シナリオ分析を基に当社における気候変動のリスクと機会を把握し、脱炭素社会に向けた対応強化の取組みを進めています。内部監査●環境監査の狙いの一例 著しい環境側面の特定について、部門の活動に対して適切であるか、確認する。●内部監査部署(内作業所)数/87(59)カ所●監査結果/重大な不適合:1件      軽微な不適合:0件、改善事項:11件外部監査1. すべての企業活動において、積極的に環境保全活動に取組み、定着を図る ・…環境保全活動のための推進組織を維持・改善し、常に最新の環境マネジメントシステムとする ・…内部環境監査を実施し、継続的改善と向上を図る ・…環境保全に関する実施事項を文書化し、全社員の周知を図る ・…土木構造物・建築物における設計、施工、技術研究及び管理活動における環境保全活動を推進する2. 環境関連法及び会社が同意する発注者、建設業界、近隣住民等の要求事項を順守する 内部監査は、決められた通り実施しているか確認するため、また良い取組みを水平展開するため、本社、支店ごとに年度スケジュールに基づき実施しています。 なお、年度スケジュール作成の際には監査の狙いを設定し、監査が有効に機能するよう努めています。脱炭素の推進水資源問題への取組み3. 環境保全活動として継続的に下記の項目について取組む ・汚染物質の低減への取組み ・省エネルギーへの取組み ・資源循環・省資源への取組み ・建設副産物減量化への取組み ・地球温暖化ガス排出量低減への取組み ・グリーン調達の推進への取組み ・自然環境の保全、再生への取組み4. 環境に関する社会活動に積極的に参画し、社会に貢献する 審査登録機関による審査において、環境は第7-2回サーベイランスでは不適合はなく、登録の維持が認められました。●審査実施日:2021.07.13~07.16●審査対象:本社、首都圏土木支店、首都圏建築支店、      名古屋支店●審査結果:重大な不適合0件      軽微な不適合0件      改善の要望7件サステナビリティ環境マネジメントシステム(ISO14001)の導入環境リスクの評価・管理プロセス[基本理念][行動指針]環境方針わが社は恵み豊かな地球環境の保全の重要性を認識し企業活動のあらゆる面で地球環境に配慮して行動する環境への取組み

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