飛島建設統合報告書2022
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30水車・発電機(定格出力136kw)区分事業エリア内環境保全コスト  公害防止コスト  資源循環コスト上下流コスト管理活動コスト研究開発コスト社会活動コスト環境損傷コストその他合計 樹木は、大気中の二酸化炭素を光合成により吸収し、酸素を排出し、炭素を樹木として固定します。この自然の原理を建設技術に活用し、建設事業を推進しながら地中に森をつくり、温室効果ガスを減少させ気候変動緩和に貢献しようとするのが、カーボンストック技術です。 当社はLP-LiC工法(丸太を緩い地盤に打設し、地盤を密実することで液状化を抑制する工法)とLP-SoC工法(粘性土の軟弱な地盤に丸太を打設することで地盤の支持力を高め、地盤を補強する工法)により脱炭素の推進に貢献します。 再生可能エネルギーの一つである水力発電は、日本の豊富な水資源を活用した環境負荷の少ないエネルギー源です。…トビシマグループでは、自社で調査・設計から建設・運転管理にいたるすべてのプロセスを行い、中小水力発電事業に取組んでいます。 開発にあたっては地域のご事情を踏まえ、農業インフラ再生などの地域支援や自治体との交流を積極的に進め、地域に喜ばれる事業として全国に展開していきます。落合平石小水力発電所(岐阜県)水質汚濁・騒音・振動・大気汚染等防止分別排出、建設副産物の減量化・再利用・処分費用等グリーン購入、環境配慮設計他環境教育、管理人件費等環境保全の研究開発等自然保護、地域活動、寄付自然破壊修復、補償等大型分譲住宅地(千葉県)項目地域の農業用水路の更新・維持管理を事業内で推進201720182019205.72,973.724.781.784.823.63.213.33,410.6310.21,091.221.886.66914.21.617.21,611.8217.91,920.251.487.682.126.112.417.22,414.9(2022年度現在、4ケ所で稼働中)(百万円)20212020446.92,442.439.784.787.921.12.20.13,124.9316.81,242.0156.992.30.022.110.90.01,841.0脱炭素の推進 LP-LiC工法とLP-SoC工法によるカーボンストック中小水力発電事業への取組み 地産地消の再生可能エネルギーの活用環境会計

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