飛島建設は、「利他利己」の創業精神のもと、多様な人材が、お互いの多様性を理解し、尊重したうえで、「個の力」を強力な「組織の力」に変え、個と組織がともに成長していくことのできる職場環境や働き方の仕組みづくりに取り組んでおり、その実現を担う人材像として「T型人材(深い専門力+幅広い知識と人間力)」を定義し、T型人材の計画的な育成を図っています。
新入社員から管理職まで、すべての社員が各階層に応じて、技術や知識などの「専門力」に重点を置いた研修に加え、「知的能力的要素」(考える力・想像力等)、「社会・対人関係的要素」(コミュニケーション力・リーダーシップ等)、「自己制御的要素」(主体性・継続力等)の3要素を身に付け、T型人材として不可欠な「人間力」を高めることを目的として、「人間力研修」を受講しています。
新入社員から計画的に培った人間力は、当たり前を疑い、失敗や変革を恐れない「イノベーションマインド」と組織の力を最大限に引き出す「コミュニケーション力」につながり、個と組織をともに成長させていくものと考えています。
当社は伸びしろのある人材を採用し、その人材にプロフェッショナルに育ってもらうことを狙いとして教育研修を行っています。プロフェッショナルを目指すには、読む、書く、話す、聞くなどの社会人としての基本的能力の向上や土木・建築に関する深い専門知識の習得に加え、分析力、発想力、企画力、コミュニケーション力などの人間力も身につけていく必要があります。当然研修だけではそれらの能力をすべて習得することは出来ません。当社では研修を成長のためのきっかけづくりだと捉えています。きっかけをつくり、業務を通じて自ら成長する(したくなる)環境を整備することが、当社の“人材育成”だと考えています。
赴任にあたり、現場で必要な最低限の知識やCAD等の基本を学習し、現場見学を経た上で配属の心構えを習得。
原価管理の基本を習得する。
また地質、コンクリート、構造力学の基礎と仮設構造物の設計の基本を理解する。
工事写真の撮り方やコンクリートの基礎知識を学習すると共に、社内のQMS、EMSの仕組みを理解する。
1級土木施工管理技士受験対策として、傾向と対策および実地試験の論文記述方法等を習得。
事前Webテストを実施。
施工計画の作成、予算作成の基礎およびコンクリート構造物のトラブル防止等を学習する。
施工管理業務の核となる年齢層に必要な安全・品質・工程管理上の留意点や品質不具合事例、技術提案等の専門知識を習得する。
初級所長クラスに対して、現場所長の心得・業務および原価管理やJV運営について学習し、現場管理能力の向上を図る。
赴任にあたり、現場で必要な最低限の知識や施工図の読み書き演習等の基本を学習し、現場見学を経た上で配属の心構えを習得。
品質と技術についての基礎知識の確認と演習。
品質管理、工事写真、工程・施工図、設備の基本と復習をする。
資格取得支援、品質管理の重要性、仮設構造計算の基本を学習する。
施工図(躯体図・納まり図)の描き方の確認と演習。
基礎的な施工管理についての教育と意識高揚を促す。
初級所長研修。重点的に施工管理について教育する。
管理監督者研修。管理者としての意識付けのための教育。
若手職員が一日も早く社会人、企業人として、その望まれている能力や適性を最大限に発揮できるよう、“On the Job Training”すなわち、年齢の近い先輩(OJTトレーナー)の指導の下、実際の業務を通じて必要な知識・技能・態度などを計画的に習得します。
思考力、コミュニケーション力、リーダーシップ、主体性などの人間力向上に必要な知識を正しく理解し、グループワークなどの参加型研修で体験し気づきを得ます。それを日々の生活や仕事に取り入れて高めていくことで人間力を磨いていきます。