トビシマの技術

LP-LiC工法
~地中に森をつくろう~

地球の未来を救う技術、
丸太打設液状化対策&カーボンストック(LP-LiC)工法

地球温暖化の緩和や森林・林業再生のため、木材の活用が求められています。当社は、間伐材等の丸太を地盤に打設し、緩い砂地盤を密実にすることで液状化対策を行う「丸太打設液状化対策&カーボンストック(LP-LiC)工法」を展開しています。
本工法は、地震減災と地球温暖化緩和(炭素貯蔵による二酸化炭素削減)を同時に実現する地球の未来を救う技術です。地球環境にやさしい本工法を公共施設や戸建て住宅等に適用し、信頼性の高い液状化対策を提供していきます。

LP-LiC工法の4つの特長

  1. 特長01地球温暖化緩和

    • 地下水位以下では丸太が腐朽しない為、地中に炭素を半永久的に貯蔵できます。
    • セメントや鉄を自然素材の丸太に代替することにより、製造時エネルギーを少なくし、CO2の排出量を削減します。

    特長01:地球温暖化緩和

  2. 特長02木材利用の活性化

    • 林業再生、地域林業の活性化に貢献します。
    • 地元で再生されたものを地元で消費する「地産地消」の取組みを、間伐材の木材で実現します。
    • 使用する丸太は、構造材のような高品質な材質である必要はなく、間伐材の利用も可能です。

    特長02:木材利用の活性化

  3. 特長03安心・安全

    • 信頼性の高い密度増大を対策原理とし、丸太を地盤に打設することで、緩い地盤を密実にします。
    • 丸太を使用することで、従来の砂利や鋼材を用いた密度増大工法と同様な液状化対策効果を発揮します。

    特長03:安心・安全

  4. 特長04近隣への配慮

    • 自然素材を用いることで、地下水汚染の心配がありません。
    • 丸太は地盤に静的圧入するので、低振動・低騒音で建設残土が発生しません。
    • 大型重機を必要としないため、市街地での施工も可能です。

    特長04:近隣への配慮

地盤対策として、大小様々な規模の施工が可能で、
幅広く適用できます。

  • 戸建住宅

    戸建住宅

  • 建築物周辺地盤

    建築物周辺地盤

  • 公園

    公園

  • 駐車場

    駐車場

  • 港湾施設等

    港湾施設等

「LP-LiC工法」の主な施工実績

  • 集合住宅(石川県金沢市)

    港湾施設(青森県八戸市)

  • 大型分譲住宅(千葉県美浜区)

    大型分譲住宅(千葉県美浜区)

技術認証

当工法は第三者機関による技術認証を取得しています。

  • 建築技術性能証明平成25年12月日本建築総合研究所
  • 建設技術審査証明平成26年3月先端建設技術センター

社外表彰

  • 第6回ものづくり日本大賞内閣総理大臣賞受賞
  • 平成27年度 間伐・間伐材利用コンクール林野庁長官賞受賞
  • 第17回国土技術開発賞優秀賞受賞