長時間労働の是正

働き方改革を推進するにあたり、建設業にとって特に大きな課題が長時間労働の是正です。
建設現場では土曜日に稼働している現場が多い事が大きな要因と言われており、当社は土曜閉所の推進をはじめ、生産性の向上や人員不足の解消などの取組みをより一層進めていき、長時間労働の是正につなげていきます。

目標

建設業においても新たに残業時間の上限規制(原則月45時間、年360時間)が設けられました。飛島建設では、現場の「土曜閉所」に加え、「4週8休」を推進し2023年度中に全職員の週休二日を取得を実現します。その実現のため、IoTや新技術の導入等による生産性の向上を引き続き行っていきますが、一方で「適正工期」の設定など発注者の理解も大事です。1社だけではなく、業界をあげて一斉に「週休二日」に取り組みます。

推進体制

週休二日実現プログラム推進体制 の図

※日建連(日本建設業連合会):全国的に総合建設業を営む企業及びそれらを構成員とする建設業者団体が連合し、建設業に係る諸制度をはじめ建設産業における内外にわたる基本的な諸課題の解決等に取り組んでいる組織。

主な施策のポイント

  • 生産性の向上(自助努力)
  • 週休二日による適正工期の設定
  • 発注者への理解促進
  • 協力業者に対する指導、協力要請
  • 職員の意識改革
  • 業界をあげて一斉に取り組む
働き方改革のポスター

「e-Stand」

現場の生産性と利便性を向上させ
働き方改革を支援するシステム

e-Stand(イースタンド)はデジタルサイネージシステムで、建設現場の課題を解決し、ECなど様々なサービスを提供できる共創プラットフォームです。建設現場の生産性向上と利便性向上につなげる各種サービスを提供するプラットフォームとして①ECサービス、②現場管理サービス、③安全教育サービス等を提供します。

【ECサービス】お弁当や道具などをタッチパネルから選び、ORコードを読み取り注文、購入できます。

【現場管理サービス】作業スタッフの保有資格や習熟経験など様々な情報を把握できます。

【安全教育サービス】「新規入場ビデオ」や「安全ビデオ」などをクラウド上から配信するサービスで、外国人向けに多言語化することも可能です。

e-Stand の図

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