日本は今後人口減少と少子高齢化が急速に進展し、企業は深刻な労働力不足に陥ります。
この労働力不足を解消するためには、特に出産や育児で職場を離れる女性、高齢者、外国人などを対象に
「誰もが働きやすい環境」をつくることが重要で、「働き方改革」はその環境づくりの手段になります。
飛島建設は業界と一体になり、これまで様々な改革に取り組んできました。
今後も「働き方改革」を継続し「誰もが働きやすい環境」の整備に取り組んでいきます。
「テレワーク勤務制度」は労働者が情報通信機器(パソコン等)を活用して、通勤せずに自宅またはサテライトオフィスで勤務する制度です。従来は育児や介護、障がい等の事情を抱えた従業員が対象となっていましたが、現在では全社員を対象として、「多様な人が自分の力を柔軟に、効果的に発揮できる会社」、「非常事態下でも事業継続性を確保できる会社」、「従業員のワークライフバランスの向上を考え、対応している会社」を目指し、在宅勤務のための環境整備、在宅勤務の課題とされているコミュニケーションの強化、充実を図っています。また、サテライトオフィスは各エリアにある営業所のほか、外部のシェアオフィスとも契約しており幅広い地域で利用する事が可能です。
「一日8時間」という画一的な勤務形態からの脱却として効率的な働き方への意識改革を進めるため、「フレックスタイム勤務制度」を導入しました。「フレックスタイム勤務制度」は労働者自身が日々の労働時間の長さや、始業及び終業の時刻を決定する事ができる制度です。契約社員を含む全職員が対象となります。必ず出勤する時間としてコアタイム、自由な出社、退社時間としてフレキシブルタイムを設定しています。「1日8時間」に縛られず、月単位で労働時間を管理できます。
当社ではワークライフバランスの向上の為、10日間の年次有給休暇とは別に企業独自の特別休暇として3日間(所定労働時間8時間×3日=24時間分取得可能)、時間単位の有給休暇として付与する制度を設けております。この休暇により、フレックスタイム勤務者がコアタイム中に通院する等の働き方の選択肢を広げる事が可能となりました。
新入社員は4月の入社時に有給休暇が10日に加えてフレキシブル休暇の休暇が3日間分付与されますので初年度から最大13日分の休暇が取得する事が可能です。
「育児」・「家族の看護」・「更年期障害」・「癌・脳血管疾患などによる通院・入院・リハビリ」などライフステージにより様々な課題を抱える従業員に対し、その両立を支援する休暇として『ライフサポート休暇』を制定しました。本制度は年間12日間取得可能な特別休暇であり、一日もしくは一時間単位にて取得する事が出来ます。