SUSTAINABILITY TRANSFORMATION
トビシマSX

環境への取り組みのメインビジュアル

安全管理への取り組み

安全の基本理念

 生産の原動力は人であり、物と設備と人の調和を保たなければ、品質の向上、生産性の向上はありえません。企業にとって「安全の確保」は企業本来の生産活動と切り離しては考えられない「社会的責任」であり“人命の尊重”を安全の基本理念としています。

安全衛生管理基本方針・スローガン

 当社は『安全衛生管理基本方針』を年度ごとに策定し、その中で重点実施項目を定め安全衛生管理活動を推進しています。

安全衛生管理基本方針・スローガン

安全管理活動

 当社では、作業員の協力の下に、支店の安全衛生水準の向上に質することを目的とした「労働安全衛生マネジメントシステム」(T-OHSMS)を構築し、リスクアセスメントに基づく安全衛生管理活動を展開しています。

安全成績

 2021年度における安全成績は、以下の通りです。
統計内災害: 5件(2020年度比4件減)
統計外災害:36件(2020年度比4件増)
年度必達目標である「死亡災害0件」については達成しました。

安全成績推移

経営メンバーパトロール

 厚生労働省主唱で昭和3年に実施されて以来94回目を迎えた全国安全週間(7月1日~7日)に、経営メンバーパトロールを6支店10作業所において実施しました。

経営メンバーパトロール

災害撲滅パトロール

 12月に災害撲滅パトロールとして、重篤災害、類似災害の再発防止、対象支店の安全衛生管理水準の向上を図ることを目的とし、6支店11作業所で実施しました。また、トンネル現場に特化したパトロールも6月に3支店5作業所、11月に3支店7作業所で実施しました。

災害撲滅パトロール 災害撲滅パトロール

年度末重点パトロール

 例年、年度末に多発する傾向にある労働災害防止のため、年度末労働災害防止強調月間と協調し、年度末重点パトロールを実施していますが、まん延防止重点措置が延長されることが想定され、また、感染者が多く発生していることからやむを得ず中止としました。

中央安全衛生診断

 支店で行われている安全衛生管理活動について、会社が求める安全衛生管理基本方針の展開状況の実態を把握して評定し、安全衛生管理の改善のため、本社の中央安全衛生委員会による安全衛生診断を、全6支店(国際支店を除く)を対象に実施しました。

中央安全衛生診断

社内強調月間の設定

 重篤な災害に繋がりやすく、全国の建設業においても発生率の高い「墜落災害」「建設機械災害」について強調月間を設定し、災害発生防止活動に取り組んでいます。

社内強調月間

安全衛生表彰制度

 安全衛生に関し、優良な成績をおさめた事業場、協力会社に対する表彰制度を設けています。これは、労働災害防止活動の努力と貢献に対し表彰するもので、安全衛生管理の向上に資することを目的としています。
 表彰には「事業場安全優秀賞」「事業場安全優良賞」「協力会社安全優秀賞」等があり、毎年安全大会の時に、社長あるいは出席役員、支店長が表彰します。

協力会社との協働<飛友協力会>

 当社は、協力会社との連携を深め、労務管理、安全衛生管理、環境管理を通し相互扶助を行い、共存共栄を図ることを目的とした<飛友協力会>を組織しています。
 飛友協力会と連携した全国各地での各種教育、研修会及びパトロールの実施を通じ、協力会社の管理能力の向上、育成・支援に努めています。原則として、飛島建設の発注した工事を施工する協力会社が会員となります。

主な教育・研修名
協力会社との協働01 協力会社との協働02

 安全衛生管理研修では、法改正等の建設業界の情報や課題、さらには、当社の労働災害防止計画について研修会を通して周知しています。また、各支店では、全国安全週間などの各行事において、支店幹部と飛友協力会本部/支部役員が協働により安全衛生パトロールを実施しています。

飛友協力会組織図