ARCHITECTURE
DESIGN

設計技術

飛島の技術-建築のメインビジュアル

木質耐火部材 「LaG+WOOD®

 2050年のカーボンニュートラルを目指して、飛島建設は「木造・木質化建築」(以下、木造建築)を進めています。木造建築は建築時に炭素排出が少なく、木は炭素を固定し貯蔵する特性があるため、地球温暖化防止に貢献が期待できます。このような中規模木造建築物の建設を進めるべく技術開発を積極的に行っています。
 建物に求められる耐火性能は、建築物の防火地域規制、用途・延べ面積・階数・最高高さ・軒高等によって異なります。

シェルター技術資料

出展;シェルター技術資料より

 耐火建築物を設計する方法として、ルートA(仕様規定)、ルートB(国土交通省告示の耐火性能検証法によるもの:性能設計)、ルートC(高度な設計法として国土交通大臣が認めるもの:性能設計)の3つの方法が規定されており、木造建築物でルートAを採用する場合、「メンブレン型」、「燃え止まり型」、「鉄骨内蔵型」の3通りが実用化されています。

シェルター技術資料

LaG+WOOD® は、この「燃え止まり層」に石膏ボードを使用した木質耐火部材です。シェルターと技術提携をしたこの技術を活用し、当社は木造耐火建築物の設計を推進していきます。

LaG+WOODのイメージ

LaG+WOOD® のイメージ

LaG+WOODのロゴ

LaG+WOODの説明

 LaG+WOOD®は飛島建設株式会社の登録商標です。

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