CIVIL ENGINEERING
TUNNEL

地下空間・山岳トンネルの技術

飛島の技術-土木のメインビジュアル

型枠併用吹込み方式一次支保工構築工法「Smart Lining SystemTM

技術概要

 吹付けコンクリートの施工時間の短縮と粉じん・はね返りの低減を実現する型枠併用吹込み方式一次支保工構築工法「Smart Lining System™」を開発しました。地山に直接コンクリートを吹付ける従来工法に対し,本工法は,コンクリート吹付け仕上がり面位置に専用型枠をセットし,地山と専用型枠との間にコンクリートを吹込むものです。従来の吹付けコンクリートに対して,地山と専用型枠で囲まれた空間内にコンクリートを吹込むため,コンクリートの吐出量を増加させても,はね返りと粉じんの発生を大幅に抑制することができます。

 *Smart Lining System™は飛島建設株式会社,株式会社エム・シー・エス,株式会社すばる建設の共同開発です。

吹付けコンクリート(従来)施工イメージ

吹付けコンクリート(従来)施工イメージ

Smart Lining System™ 施工イメージ イメージ

Smart Lining System™ 施工イメージ

Smart Lining System™対応 エレクタ一体型コンクリート吹付け機

Smart Lining System™対応
エレクタ一体型コンクリート吹付け機

Smart Lining System™実施状況 イメージ

Smart Lining System™実施状況

技術の特徴

  1. 1

    地山と専用型枠で囲まれた空間内にコンクリートを吹込むため,従来の吹付けコンクリートに比べ,はね返りと粉じんの発生を大幅に抑制することができます。

  2. 2

    はね返りを抑制できることから,従来の吹付けコンクリートに比べ材料ロスと施工時間を削減できます。

主な適用範囲

山岳トンネル建設工事