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2018年度技術報告会と東北大学 佐貫智行先生の特別講演を開催

 飛島建設株式会社(社長・乘京正弘)は、2018 年7 月23 日(月)に「2018 年度技術報告会」を品川シーズンテラスカンファレンス(東京都港区)で開催し、8 テーマの報告を行いました。乘京社長をはじめとする役職員約190名が参加する報告会となりました。

 また、東北大学大学院理学研究科准教授 佐貫智行先生を講師としてお招きして、「国際リニアコライダーの挑戦」と題した特別講演を開催しました。

 当社は、「利他利己」の経営理念のもと、技術開発にたゆまず取り組んでいます。これからも全社を挙げて、一層技術に磨きをかけ、「お客さまの満足」を追求してまいります。

 開会に当たり乘京社長より、「今年度は新生「トビシマ」への企業変革のために非常な重要な1年であり、技術開発の面でも、「インフラリニューアル技術」、「生産性向上技術」、「耐震技術」、「防災リファイン技術」、「環境・エネルギー関連技術」の開発を戦略的に、スピード感を持って進めていく。この場を新技術の情報共有の場とし、お客さまへの提案に活用していただきたい。」との挨拶がありました。

 最新の技術開発成果とその活用について8テーマの報告が行われ、新技術の内容や展開方法などについて活発なディスカッションが繰り広げられました。また、報告された成果のうち3グループに、技術力の向上・発展に寄与した功績を讃え、松原利之執行役員技術研究所長より「役員表彰(技術分野)」が授与されました。

 最後に、松原所長より、「本日の発表で、現場や営業のニーズを的確に捉えた技術開発が確実に成果に結び付いていることを確認した。今後も事業部門と技術開発部門が一体となって、市場・現場のニーズを抽出し、新しい技術開発テーマに取り組んでいく。」との挨拶があり、技術報告会を終了しました。

 東北大学大学院理学研究科 准教授 佐貫智行先生による特別講演では、国際リニアコライダー(ILC)について、宇宙の初期状態を作り出す研究施設の意義の他にも、巨大かつ精緻な測定器を設置する長大トンネル・巨大地下空洞の建設、国内初となる国際組織の運営、外国人研究者と作る多文化共生社会等の課題への挑戦について、わかりやすくご説明いただきました。参加者は、ILCの科学的挑戦、技術的挑戦、社会的挑戦について理解を深めました。

・飛島建設株式会社 企画本部 広報室
 松尾 和昌 TEL:03-6455-8312