NEWS RELEASE
ニュースリリース

飛島建設株式会社(代表取締役社長:乘京 正弘)、 株式会社E&CS(代表取締役社長:内藤 篤美)、 生活協同組合パルシステム東京(理事長:野々山 理恵子)、株式会社フルタイムシステム(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:原 幸一郎)は、2017年5月に業務提携。共同で開発した非常食の循環システム付き宅配ロッカー『イーパルボックス』を同年8月1日から販売開始し、飛島建設本社の第一号機設置から1年が経過しました。
1923年9月1日午前11時58分に発生した関東大震災の惨事を教訓とし、防災意識を高めるために1960年に制定された「防災の日」が今年もやってきます。
日本では地震を無視できず、また秋は台風が本州に接近しやすい時季で、近年は記録的な豪雨が増加しています。日頃から防災意識を高め、きちんと備えておくことが必要ですが、2018年3月に経済広報センターから発表された「災害への備えと対応に関する意識・実態調査」によると「備えは不十分」と答えた人が65%も。また集合住宅や企業では非常食をしまい込んでしまい、担当者以外はどこにあるか把握できていないという状況にあり、結果、賞味期限切れによる無駄が多数発生しています。
『イーパルボックス』は、宅配ロッカーに防災機能を付加するという新たな視点で生まれました。日常食を非常食に取り入れて購入できる事により、備蓄の非常食が無駄にならず循環させるシステムです。平常時はクイックミールとして気軽に利用でき、品物を循環させて賞味期限切れを防止。そして大型地震を感知するとロッカー扉が自動で解錠され、自由に取り出せる非常食備蓄庫になります。
< 非常食の循環システム付き宅配ロッカー「イーパルシステム」のエコソリューション(特許出願済)>
宅配ロッカーのパイオニアとして、『イーパルボックス』を2017年8月より販売しています。第一号機を飛島建設本社に設置し1年が経過しましたが、『イーパルボックス』の20か所に収められた非常食は職員のランチ利用で、ほぼ全てが稼働している状況です。従業員の利便性向上と、非常時の賞味期限切れの回避の両方に貢献しています。
今後も集合住宅をはじめ、ビル内への設置を推進し、企業におけるBCP(Business Continuity Plan)の一環に貢献。今や社会問題となっている宅急便の再配達を削減するだけでなく、防災備蓄品の普及・効率的活用および、地震時には非常食を提供する防災ロッカーソリューションを備えた宅配ロッカーの販売をさらに強化し、安全で快適な居住環境を整備することを目指します。
・飛島建設株式会社 企画本部 広報室
松尾 和昌 TEL: 03-6455-8312
・株式会社フルタイムシステム 総務部
草野 美佳 TEL: 03-3851-5838
・飛島建設株式会社 企画本部 新事業統括部
大堀 裕康 TEL: 03-6455-8315
・株式会社E&CS 新事業推進部
科部 元浩 TEL: 03-6455-8331
・株式会社フルタイムシステム お客様儲かる営業部
大西 信行、宮崎 信寿 TEL: 03-3851-5831
・生活協同組合パルシステム東京 事業運営部 事業改革課
高島 慎延、韮澤 優奈 TEL: 03-6233-7614