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阪神高速道路の環状線通行止を伴う床版大規模更新工事にハイドロジェット工法採用

 阪神高速1号守口線の守S20の床版(上下線34.3m)更新工事において、床版撤去工事を担当し、阪神高速道路㈱、第一カッター興業㈱と共同で開発したHydro-Jet RD工法を適用、無事予定通りの工程で完了したことをご報告します。
 阪神高速は、1967年の開業以来、半世紀にわたり、関西の暮らしと経済を守る大動脈として活躍してきました。一方で、「道路構造物の老朽化」と言う深刻な課題に直面しています。このような中、「高速道路リニューアルプロジェクト」を立ち上げ、大規模な工事に取組んでいます。今回の工事は、その一環で、大動脈である環状線の南行きと、それに連続する守口線のリニューアル工事です。当該箇所は、11月10日早朝からの通行止めから11月27日までの間で、床版の撤去・新設を行う工事計画で、工期厳守の工事でした。当社が担当した撤去工事の納期は、10日の昼過ぎから14日夕方までの100時間あまりですべての作業を完了し、かつ50時間経過時点で架設業者に引き渡しを始点側から開始するという非常に厳しい条件でした。
 11月12日から13日にかけては、全国の道路会社の関係者、約30人にご参集いただき、視察会を催しました。従来にはない撤去方法であったため、一様に撤去工事のスピードに驚かれていました。併せて、阪神高速様の案内により、その他の工事状況も視察でき、大規模な更新事業の取組みを視察することができました。心より、感謝申し上げます。
 今回の経験を活かし、さらに技術の発展を目指すとともに、社会資本の維持管理の一翼を担うべき、研鑽に努めてまいります。

飛島建設株式会社  企画本部広報室  松尾 和昌  TEL:03-6455-8312