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飛島建設グループが『建設DXトータルサポート事業』を展開

「IT監督」と「e-シリーズ」で建設現場のIT対応をワンストップ支援

 飛島建設株式会社(代表取締役社長兼執行役員社長:乘京 正弘)は、グループ会社である株式会社アクシスウェア(代表取締役CEO:坂 晃吉)および、株式会社E&CS(代表取締役社長:三門 克彰)と連携し、「IT監督」と「e-シリーズ」により建設現場のIT対応をワンストップで支援する「建設DXトータルサポート事業」を展開します。

 建設業界では、社会・経済のスピードを増す変化に対応していくために、生産システムのDX(デジタル・トランス・フォーメーション)推進が急務となっています。
 すでに、国土交通省と建設業界が連携して、「CCUS(建設キャリアアップシステム)」が2019年より運用が開始されています。また、2021年3月には「建設現場の遠隔臨場に関する試行要領(案)」が示され、今後、公共事業での工事進捗確認や品質検査などに「遠隔臨場」を適用していく方針が発表されています。
 しかしながら、建設現場では、ITの活用による生産性と品質の向上を目指す一方で、IT導入に伴う新たな負荷も生じています。

 建設現場に精通した建設技術者とIT技術者がチームを組んだ「IT監督」と建設ITシステム(「当社e-シリーズ」)の提供サービスにより、建設現場の遠隔臨場やCCUS対応、その他多くのIT対応をワンストップでサポートするサービスです。
➧サービスの特徴
 既存のITサービスは、サービス提供側の建設現場の実情についての知見が不足しているため、提供サービスの発想が一方通行になりがちです。一方、当社グループが提供するITサービスは、建設業の知見とITノウハウを併せ持つサービスであり、双方向の会話による建設現場の環境に適したオーダーメイド(個別最適化)のトータルサービスが実現できます。
➧解決される課題
 今、建設現場では多くのIT対応が求められています。現場スタッフには高度なITリテラシーが必要となっています。各種マニュアル等の理解に多くの時間を割かれるなど新たな負荷が生じています。
 また、全国の建設業者の多くは中小建設事業者です。個々の企業が求められるIT対応を図っていくには限界もあります。
 当社グループが提供する「建設DXトータルサポート」をご利用されることで、現場スタッフやバックオフィスの負荷低減や企業格差の解消が図れ、建設現場では施工・品質・安全の業務に集中できる環境を作ることができます。

 飛島建設グループは、「飛島建設」の建設技術者・グループ企業でITサービスを展開する「アクシスウェア」社・e-シリーズ事業やEC事業を展開する「E&CS」社が連携することで、建設現場のIT対応をワンストップでサポートする体制を整えました。

建設DXトータルサポート事業概要図

※「e-シリーズ」: 当社開発の多機能現場支援システム「e-Stand」「e-Sense」の総称

<トータルパッケージ>
 ① 建設現場のIT相談・提案
 ② 遠隔臨場・CCUS対応サポート(e-Stand・e-Senseの活用)
 ③ IT機器のレンタル
 ④ ITソフトウエアの提供
 ⑤ IT監督による現場サポート

 2021年7月1日(予定)

 すでに、Wi-Fi環境の更なる整備に向けて通信インフラ企業や資機材購買のプラットフォーム構築に向けてEC企業や金融機関との提携準備を進めており、建設現場の生産性向上を実現するより広範囲なIT対応サービスを展開していきます。

 飛島建設株式会社 企画本部広報室     松尾 TEL:03-6455-8312、FAX:03-6455-8460

 株式会社E&CS 新事業推進部      科部 TEL:03-6455-8331、FAX:03-6455-8460
                         E-mail:e-stand@tobishima.co.jp