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「丸太で地中カーボンストックした地点の丸太掘出し調査」見学会のご案内

 飛島建設株式会社はかねてより、脱炭素の推進の取組みの一つとして「丸太打設液状化対策&カーボンストック(LP-LiC)工法」を開発し展開してまいりました。
 この工法は、液状化リスクのある地盤に丸太を打設することにより、緩い砂地盤を締固め液状化発生を抑制できると同時に、大気から丸太に固定された炭素をほぼ永久的に地中に貯蔵できることから、二酸化炭素のネガティブエミッションを実現し、安全・安定・確実にカーボンニュートラルへの貢献が可能となるものです。
 この工法で約10年前に弊社が地中炭素貯蔵を意図して液状化対策を実施した地点について、炭素貯蔵効果(10年経過後の丸太の健全性の確認)の有効性を確認するための現地調査を公益財団法人国際緑化推進センター様と共同で現地調査(※1)を行い、この見学会を下記のとおり開催する事と致しました。
 関係者の皆様には、このように液状化対策を通じ地中に炭素を固定する試験を行い、この効果を実際に確認する事例はあまりない事からも、ぜひご参加くださいますようお願い申し上げます。

※1 林野庁の補助事業(「令和3年度木材製品の消費拡大対策のうちCLT建築実証支援事業のうちCLT等木質建築部材技術開発・普及事業」

調査目的:10年経過後の丸太の健全性(炭素貯蔵効果)の確認

主催:飛島建設株式会社
   公益財団法人 国際緑化推進センター

見学会実施日時:2022年12月1日(木)13:30~15:00(受付開始13:00)

見学会実施場所:千葉県木更津市木材港15(株式会社キーテック敷地内)
       (木更津駅より徒歩30分程度、タクシー10分程度)駐車場があります。

見学会対象者:報道関係、行政関係、関係者など

見学会内容:
 (1)挨拶および概要説明(30分程度)
  ・炭素地中貯蔵の国際的な位置づけと今後の見通し
  ・丸太打設による液状化対策工法の概要とその意義や、調査地点の施工時の状況
 (2)現場見学(30分程度)
  ・地中にて10年経過した丸太の健全性の確認や、地盤状況の把握
  ・現在まで地中における丸太について調査してきた木材の標本などの公開
  ・飛島建設の炭素地中貯蔵技術の紹介(LP-LiC、LP-SoC)
 (3)質疑応答(20分程度)

お申し込み方法:下記 見学会申込ボタンより、11/28(月)までにお申し込みください。

コロナ対策:
 当日は、マスク着用での御参加をお願いいたします。
 開始前に、手指消毒と検温をさせていただきます。大変申し訳ありませんが、検温で37.5℃以上の方は、参加をお断りいたしますので、あらかじめ御了承ください。


その他注意事項:
 当日は、各位お名刺を御持参ください。受付時に御提出いただきます。
 現地は、砂地で場合によっては多少ぬかるむ場合もありますので、お履き物に御注意ください。(長靴等のお貸出しはいたしかねます)。
 また、現地は沿岸部となりますので、防寒対策をお願いいたします。
 悪天候の場合は、中止する場合があります。最新情報は参加予定者に追って御連絡いたします。

飛島建設株式会社 土木本部 Tel 080-2579-7298(担当:目黒)
         広報室  Tel 03-6455-8312(担当:川本・新井)