NEWS RELEASE
ニュースリリース

2023 年7 月19 日(水)に「2023 年度技術報告会」を開催し、約250人が参加し、8 テーマの報告を行いました。(オンライン同時開催)
また、関西大学先端科学技術推進機構 清水則一 特別任命教授を講師としてお招きして、「宇宙技術(GPS/GNSS,SAR)を用いた”時空間切れ目のない”変位モニタリング」と題した特別講演を開催しました。
開会にあたり、乘京社長より「本日報告される『現場における品質向上・生産性向上・DX推進の取組み』『カーボンニュートラルに向けた材料開発・木材利用推進技術』『先端テクノロジーを活用した開発成果』など、いずれの報告も当社のSX経営推進のための重要課題の解決に有効な技術である。この技術報告会で発信される当社の最新技術を、多くの職員の皆さんが理解し有効活用してくれることを期待している。これまでの知見を活かし、当社独自の技術開発を積極的に推進してもらいたい。」との挨拶がありました。
最新の技術開発成果とその活用について8テーマの報告が行われ、新技術の内容や展開方法などについて活発なディスカッションが繰り広げられました。また、優秀な成果をあげた2グループに、技術力の向上・発展に寄与した功績を讃え、松原利之常務執行役員技術研究所長より「役員表彰(技術分野)」が授与されました。
![]() 技術報告の様子 |
![]() 役員表彰(技術分野)喜びの受賞者 |
関西大学 清水 則一 特別任命教授(山口大学名誉教授) による「宇宙技術(GPS/GNSS,SAR)を用いた ”時空間切れ目のない”変位モニタリング」と題して行われた特別講演では、GPS/GNSS,SARの特徴やそれらによる変位モニタリングシステムの解説、それらの国内外における適用事例、GNSSの高精度化技術等について、わかりやすくご説明いただきました。参加者は、衛星技術とその活用について理解を深めました。
最後に、松原技術研究所長より、「研究開発担当者は自他ともに認めるスペシャリティを持つこと、デジタルツインやVR等の革新的技術を応用して技術の底上げを図ること、市場や社会等を意識した客観的な目線をもって技術開発を進めることを目指して欲しい。」との閉会挨拶があり、盛況の中、技術報告会を終えました。
飛島建設株式会社 企画本部 広報室
TEL:03-6455-8312