NEWS RELEASE
ニュースリリース

2025年7月22日(火)に「2025年度技術報告会」を開催(オンライン同時開催)し、約200人が参加する中、8テーマの報告と名古屋大学名誉教授/あいち・なごや強靭化共創センター長の福和伸夫先生を講師に招き、「南海トラフ地震対策と防災庁」と題した特別講演を行いました。
開会にあたり、築地功代表取締役社長より「『国土強靭化』『既存インフラの長寿命化』『カーボンニュートラル』は我々の進むべき道を示す重要なキーワードと考えており、本日の発表ではリニューアル技術、防災減災に貢献する河川水位の予測技術、脱炭素や品質向上を目指すコンクリート技術、そしてインフラ長寿命化に関わる難工事への対応などを報告します。
また、飛島ホールディングスのグループ会社である極東建設株式会社様から水中・水陸建設機械についての発表もあります。技術報告会がホールディングス各社の技術の研鑽の場として、またホールディングス全体の技術力向上に寄与する場となることを期待しています。
多くの皆さんが活発な情報交換、議論に参加し、本報告会が実り多き場となることを心から願っております。」との挨拶がありました。
最新の技術開発成果とその活用について8テーマの報告が行われ、新技術の内容や展開方法などについて活発なディスカッションが繰り広げられました。また、技術力の向上・発展に寄与した功績を称え、優秀な成果をあげた3グループに、阪口朗技術担当役員より「役員表彰(技術分野)」が授与されました。
![]() 技術報告の様子 |
活発な質疑応答 |
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表彰状授与 |
役員表彰(技術分野)を受ける受賞者 |
福和伸夫先生による「南海トラフ地震対策と防災庁」と題して行われた特別講演では、南海トラフ地震対策、防災庁新設に関して、ゼネコンに期待することなどについてご講演いただきました。参加者は、国難につながる巨大地震の脅威を改めて認識し、今できる対策を進めるためにゼネコンとして私たちが成すべきことについて深く考えさせられました。
特別講演講師の福和伸夫先生と職員とのディスカッション
最後に、阿保寿郎技術研究所長より、「本日の発表の7テーマはいずれも現場と本社技術部門が一体となって開発した成果であり非常に心強く感じた。また、飛島ホールディングスの一員である極東建設株式会社様より水中・水陸建設機械を用いた施工事例が紹介された。今後は各部門間および飛島ホールディングス各社との連携を強固にして利益を生み出す技術開発を進めることを期待する」との閉会挨拶があり、盛況の中、技術報告会を終えました。
飛島建設株式会社 管理本部 広報部
TEL:03-6455-8312