飛島建設の事務系の職員は定期的にジョブローテーションを行い、いろいろな仕事を経験できます。現在は本社の財務企画部に所属し、資金管理・金融機関対応などの仕事を行っていますが、それまでは支店の管理部で建築作業所の管理業務を行っていました。管理部では作業所に勤務するのではなく、支店に勤務して複数の作業所を担当し、様々なサポートや事務的な仕事（決算対応などの経理業務、総務業務、人事業務など）を行います。各作業所に関する会計処理を行って、会社全体の決算業務の一端を担い、社内外と作業所とのパイプ役となり調整も行います。まさに、私たちの仕事は「縁の下の力持ち」だと思います。仕事内容を見ると書類を扱う業務ばかりで、「ものづくり」から遠ざかっているかのように感じますが、ものづくりを進めるうえで非常に重要で責任のある仕事です。作業所ごとに事務処理の内容も変わり、複数の業務が同時に進行するため、日々臨機応変な対応が求められて大変なこともありますが、作業所からの要望にスピーディーに対応でき、プラスアルファの結果を残せた時は大きな達成感があります。

やっておいて損なことは何一つないと思います。勉強やアルバイトや旅行など、今自分が出来ることにチャレンジすることは、かけがえのない経験となり、糧となると思います。
私は、学生時代にもっと色々な業界の人たちと出会っていれば良かったな、と思っています。もちろん、自分の行動次第で、社会人になってからも出会うことは出来ますが、学生は就職活動を通して様々な業界で活躍されている方々の話を聞くことも、アルバイトで色々な目標を持った人たちと出会うことも出来ます。自分と異なる視点を持った人の意見を聞くとそれだけ自分の経験値も上がります。今は点と点であったとしても、いつかそれらが線となり、自分の人生や仕事に役立てる日が来ると思います。