ARCHITECTURE
SEISMIC DIAGNOSIS
施工技術

ARCHITECTURE
SEISMIC DIAGNOSIS
施工技術
PRS壁目地充填工法は、珪砂とファイバー樹脂を混合して製造した材料(ポーラスレジンサンド、Porous Resin Sand、以下PRSと称す)をコンクリート表面に設けた目地内に充填することで、目地形状の変形によって目地内部に生じる圧縮力や引張力を、PRSの持つポーラス機構(空隙)が吸収する工法です。とくに引張時においては、ひび割れそのものが分散するため、日々の目地幅が増減するなどの繰り返し挙動に伴い発生するPRS内部および表面のひび割れ幅を一定値以下に制御することができます。これらの特徴により、この躯体表面に直貼りクロスや塗装等の仕上げを施した後も、仕上げ面の亀裂を防止することができます。
本工法は、(一財)日本建築総合試験所の建設材料技術性能証明「GBRC材料証明第22-01号」を取得しています。
PRS(ポーラスレジンサンド)
目地充填材の性能比較
ひび割れの分散状況
施工完了
1
2
3
※珪砂・主剤・硬化剤はプレパック済(AOIトーマス㈱製)
材料混合状況
目地充填状況
※本工法は、CCB工法協会が技術の向上および健全なる発展のため、研究開発から普及活動、施工に関する助言まで行っています。当社は、2012年4月の発足から参画しており、協会メンバーの一員として技術支援を行っています。