CIVIL ENGINEERING
TUNNEL
地下空間・山岳トンネルの技術
CIVIL ENGINEERING
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地下空間・山岳トンネルの技術

CIVIL ENGINEERING
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地下空間・山岳トンネルの技術
大規模な地下空洞に起因する陥没事故の防止対策
産業副産物を再利用する環境負荷低減型の地下空洞充填工法
地下空洞充填工法は2006年10月30日にNETISへ登録されました。
NETIS登録番号: CB-020031-A
新技術情報提供システム(New Technology Information System:NETIS)
国土交通省が新技術の活用のため、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として整備した、イントラネット及びインターネットで運用されるデータベースシステムです。
概要
地下空洞充填工法は、固化材を混練したスラリーを地上からボーリング孔を通じて地下空洞に注入し閉塞することで地盤の安定化を図る工法で、主に2つの充填工法に分類されます。
【流動型充填工法】安全性の確認された粘土・シルト状の脱水ケーキなどの産業副産物を充てん材の母材としてリサイクル利用し、これに固化剤と水を加えて混練したものを用いる工法です。
【限定充填工法】(特許3807658号)流動型充填材を基本としてさらに流動性抑制を目的に特殊水ガラスまたは急結剤を添加することで、広い空洞の対策範囲を限定するための隔壁を形成します。その隔壁内部に流動性の高い中詰充填材を充填することで対象範囲外への充填材の漏洩を防止し、合理的な空洞対策を可能とします。端部充填材は、特殊水ガラスを用いた緩勾配タイプと急結剤を用いた急勾配タイプを地下空洞の条件(空洞高さ、空洞深度、地下水の有無、空洞底面の傾斜など)に応じて使い分けることができ、多様な地下空洞に対応した充填材の選定が可能です。
地下空洞充填状況
急勾配タイプ端部充填材の適用例
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