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コンクリート構造物の合理化施工技術「鉛直打継部のプレキャスト化工法」

技術概要

 コンクリート構造物の鉛直打継部は、水平鉄筋を貫通させる型枠の作成と設置、および、新旧コンクリートの一体性を確保するための打継ぎ処理が必要であり、作業に労力を要する部位です。そこで、鉛直打継部の合理化施工の手法としてプレキャスト部材の適用方法を考案しました。この手法は、スラブと立ち上がりコンクリート部材を一体で構築する際のコンクリートの打込みエリアを分割する方法としても活用できます。

橋梁上部工への適用事例

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技術の特徴

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    概要

    • コンクリート構造物の鉛直打継部にプレキャスト部材を適用する工法です。
    • プレキャスト部材を埋設型枠として使うため、脱型、目荒らし作業が不要となり、生産性が向上します。
    • 打継処理を施したプレキャスト部材を適用することで、現場打ちコンクリートとの一体性を確保します。
    • 流動性の高い高流動コンクリートを打込む場合でも漏洩の心配がありません。

主な適用範囲

  • あらゆるコンクリート構造物に適用可能です
Keyword
鉛直打継、プレキャスト部材、合理化施工
関連資料
 
関連技術
 
関連論文
  • 「プレキャスト部材の鉛直打継部への適用評価と活用について」(とびしま技報No.70、2022)