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飛島の技術-共通のメインビジュアル

デジタルツインプラットフォーム「サイバー建設現場」(特願2024-054399 出願中)

発展型デジタルツインで「現場を見える化」、遠隔地でもリアルタイムで情報把握を実現

技術概要

 クラウド上に再現したBIM/CIMモデルと現場のリアルタイム情報を統合することで、インターネットの通信環境とデバイス(PC、タブレット等)があれば、遠隔からでも現場の状況を高度に把握可能な発展型デジタルツイン技術です。

 BIM/CIMモデルは時間軸をプラスした4Dにも対応しており、時間軸をコントロールことによって過去の実績から将来の施工計画までシームレスに閲覧することが可能です。

 「サイバー建設現場」で扱える情報は、カメラによるリアルタイム映像(図1)、GNSSによる位置情報、各種計器の計測データ、天候・騒音などの環境情報、ICT施工によるデジタル情報などのデジタルデータ全般であり、あらゆる建設工事で導入が可能です。

図1 リアルタイム映像

図1 リアルタイム映像

技術の特徴

立体可視化されたサイバー空間での高度な打合せを実現します。

  1. 1

    タイムライナーによる4Dモデル操作で過去・未来の現場状況を立体的に把握

    ➡4Dシミュレーションによる事前課題の抽出、対策検討(フロントローディング)が可能

  2. 2

    築造構造物・地下空間・仮設物などを種々な角度から分析可能

    ➡経験の差を問わず短時間で現場の状況を把握し、共通認識させることが可能

  3. 3

    施工計画4Dモデルと実績修正4Dモデルの切り替えが容易

    ➡サイバー空間上で過去実績を検証し、施工計画と比較することで事前対策の検討が可能

  4. 4

    リアルタイムな現場デジタル情報を確認しながら4Dモデルの操作(過去~未来)が可能

    ➡空間情報とリアルタイム現場情報を基にした打合せで迅速な判断を実現

    図2 4Dモデル

    図2 4Dモデル

遠隔地からでもリモートで現場管理を可能にします。(図3)

  1. 5

    インターネットを介して遠隔地でも閲覧が可能

    ➡専門技術者の遠隔サポート、多種多様な人材による判断が可能

  2. 6

    現場デジタルデータを自動でサーバーに蓄積、解析分析しグラフ化

    ➡24時間常時自動監視により迅速な判断が可能
    (任意の設定により閾値を超えた場合に警報メールを送信することも可能)

  3. 7

    アプリケーション無しで4DのBIM/CIMモデルを操作可能

    ➡高スペックPCを使わずに立体可視化による判断が可能

    図3 現場からのデジタル情報

    図3 現場からのデジタル情報

BIM/CIMモデルに属性情報を付与した工事記録の活用(図4)

  1. 8

    立体可視化されたBIM/CIMモデル上で種々な工事記録を閲覧可能

    ➡業者間でのシームレスな工事記録の引き継ぎを可能とし、引き継ぎ後の円滑な業務進行によって業務量の削減を実現。
    また技術継承資料として次世代の技術者への引継ぎにも活用可能

    図4 属性情報付与のイメージ図

    図4 属性情報付与のイメージ図

従来工法との比較、長所

従来のクラウドサービス「BIM 360(Autodesk Construction Cloud)」では、4Dモデルの閲覧ができないという制約がありました。
一方、本システムでは、4Dモデルの閲覧・操作が可能となり、過去から将来の施工状況まで時間軸を含めた高度な現場把握を実現しています。

主な適用範囲

・全工種対応可能

主な実績

  • 関東地方整備局 R4荒川第二調整池排水門及び囲繞堤新設工事
  • 関東地方整備局 R4荒川左岸平方地区樋管新設工事

表彰・評定取得

・令和6年度土木学会技術賞(Iグループ)

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