CIVIL ENGINEERING
MARINE
海洋・港湾技術

CIVIL ENGINEERING
MARINE
海洋・港湾技術
煙突やタワー等の鉄筋コンクリート製塔状構造物を急速に構築することができる当社のスリップフォーム工法(移動型枠工法(下図参照))を水密性が要求される大規模海洋ケーソンの製作に適用した技術です。
大規模海洋構造物に用いるケーソンを省力化施工により短期間で大量に製作することが可能です。
多様な断面形状を有する場合(下の写真参照)でも、鉄筋型枠組立からコンクリート打設を連続的に行え、高品質なケーソンを短期に製作できます。
1
2
3
経済性 | 製作函数が多くなれば、従来工法と同程度のコストとなります(従来工法:FD上での大版工法)。 |
---|---|
工期短縮 | 従来工法に対して、半分以下の工期で製作できます。さらに、製作函数が多くなるほど工期は大幅に短縮されます(下表参照)。 |
項目 | スリップフォーム工法 | 在来工法 | |
---|---|---|---|
工程 | 1函当り製作日数 | 16日/函 | 約90日/函 |
上昇速度 | 2m/日 | 0.5m/日 |
※スリップフォーム工法:(底版部:在来工法+側壁部:SF工法)+横移動方式+FD、在来工法:FD上での大版工法
運輸省技術評価取得(1996年、評価証第96101号)
1函製作ごとの組立解体を省力化したスリップフォーム工法により、ケーソン製作から進水までの一貫した急速施工が可能です(下図参照)。