CIVIL ENGINEERING
TUNNEL
地下空間・山岳トンネルの技術

CIVIL ENGINEERING
TUNNEL
地下空間・山岳トンネルの技術
覆工コンクリートは、供用中に剥離・剥落が発生すると第三者災害を引き起こす原因となります。そのため、施工中は打設時の締固めや充填、打設後の養生などを行うことで、剥離・剥落の原因となる空隙やひび割れなどを排除し、品質を確保することが重要となります。しかしながら、昨今の建設作業員の高齢化により熟練の覆工作業員が減っていること、また、セントル内は狭隘で作業性が悪いことなどから、覆工コンクリートの品質を安定して確保することが課題となっています。
スマートセントルは、締固めや充填、打設後から脱型までの養生作業をICTによりサポートし、覆工作業員の熟練度によらず、安定した品質の覆工コンクリート構築を目的に開発されました。
スマートセントル®の構成図
スパイダー打設システムⅡ
型枠バイブレータ集中制御システムⅡ(左)と型枠バイブレータ装備状況(右)
スターライトセンサシステムⅡ
セントル加温制御システム概要
パルストメーター概要
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山岳トンネル工事の覆工コンクリートセントル
北海道新幹線、ニセコトンネル他(2021年3月~、発注者:独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構)