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LABORATORY TOUR
技術研究所ツアー
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ダム、トンネル、地下構造物をはじめとして、建設工事の大型化、施工条件の複雑化が目立ってきました。こうした傾向にともなって、建設工事の合理的な設計および施工をおこなうためには、土質や岩石などの特性に関する研究をさらに充実しなければなりません。また建築分野においても、コンクリートをはじめとする材料の品質は大きなウエイトを占めます。建築物の品質保証は、こういった材料面からも厳しく追求しなければなりません。
一般実験棟は土質実験室、岩石実験室、コンクリート実験室、材料実験室の4つの実験室から構成され、構造物を形づくる素材について調査・研究をしています。
多目的三軸試験機は、粗粒分を含む土質材料の強度・変形特性を、三軸加圧状態で調べるものであり、アクチュエータの載荷方向の切り替えなどによって、静的・動的試験が可能な試験装置です。制御は、コンピューターによる自動制御により複雑な試験を行なう事ができます。
大型三軸試験は、大規模土構造物に使用する材料や礫地盤について行い、大型振動三軸試験は、耐震性の検討に必要な材料の動的性状を把握するために行います。
中型三軸試験は、静的な載荷・除荷の繰り返し載荷,クリープ試験が可能で軟岩等の岩石の強度,変形特性および、降伏後の挙動を把握することができます。
最大側圧 | 2,000kN/m2(大型) 10,000kN/m2(中型,小型) |
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最大軸荷重 | 1,000kN |
供試体寸法(直径×高さ) | 大型 30cm×60cm 中型 10cm×20cm 小型 5cm×10cm |
最大側圧 | 1,000kN/m2 |
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最大軸荷重 | ±100kN |
加振周波数 | DC~10Hz |
供試体寸法(直径×高さ) | 大型 30cm×60cm |
土のせん断強度試験,液状化試験,動的変形試験を行う装置です。3個のセルを使用することにより、飽和作業,圧密時間,融解時間を有効に利用することができます。
最大側圧 | 1,000kN/m2 |
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最大軸荷重 | ±100kN |
加振周波数 | DC~10Hz |
供試体寸法(直径×高さ) | 10cm×20cm以下 |