CIVIL RENEWAL
CONCRETE

コンクリートリニューアル

リニューアル/ソリューション-シビルリニューアルのメインビジュアル

コンクリート構造物の表層を緻密化し耐久性向上を図る

表面含浸材「CS-21」

概要

 「CS-21」は、けい酸ナトリウムを主成分とする無色透明・無臭の無機質水溶液で、反応型けい酸塩系表面含浸材※1に分類される材料です。

 「CS-21」は、硬化したコンクリートの表面に塗布または散布することで浸透し、コンクリート中の未水和セメントやカルシウム成分と反応して固体結晶が形成されることでコンクリートが緻密化します。これにより、コンクリートに存在する微細なひび割れや空隙が充填され、水および各種劣化因子の侵入を抑制できることからコンクリート構造物の長寿命化に貢献します。

※1:土木学会コンクリートライブラリー137けい酸塩系表面含浸工法の設計施工指針(案)2012.7

特徴

  • 「CS-21」の緻密化および充填効果により、損傷の無いコンクリートの表面だけでなく、劣化因子の侵入しやすいひび割れ部や打継部の中性化の進行も抑制します。※2、※3
「CS-21」の適用の有無によるひび割れ部の中性化の進行 イメージ

※2:平間,寺澤,笠井,加藤:ひび割れを有するコンクリートの中性化特性に関する検討,土木学会第63回年次学術講演会,Ⅴ-313,2008.9

※3:槙島,小林,笠井:表面含浸材を適用したコンクリート打継部の中性化抑制に関する検討,とびしま技報,第67号,2019

関連サイトリンク

■ 亜鉛アルミ擬合金溶射による電気防食工法

CP工法研究会(コンクリート構造物の電気化学的防食工法研究会) http://www.cp-ken.jp

■ CS-21工法(コンクリート改質剤)

 

アストン協会 http://www.cs21.jp