鋼板補強工法(水路トンネル)
老朽化したトンネルの補修だけでなく、上部の荷重の増加に対しても周辺環境への影響を最小限に抑え、安全に補強改修ができます。
老朽化したトンネルの補修だけでなく、上部の荷重の増加に対しても周辺環境への影響を最小限に抑え、安全に補強改修ができます。
長年の通水により選択的な摩耗を受け通水性が低下した水路トンネルを特殊エポキシ樹脂プライマーと吹付け施工用ポリマーセメントモルタルによるライニングを組み合わせた水路の表面補修・保護工法です。
近年、導水路の補修方法として、既設のトンネル内に既製管を挿入し、その周辺をモルタルで充填する更生工法が採用されることが多くなっています。通常の山岳トンネルは、排水型で、水圧には対抗できない構造となっています。しかしながら、使用期間が長いトンネルでは、これら地下排水に閉塞や損傷が生じ、機能しなくなっている場合があります。池田市配水トンネルは、既設の上水トンネル(延長800m、土被り150m)に国内最大級φ3250のFRPM管を敷設、その後その背面にエアモルタルを充填することでトンネルを改築する工事で、やはり地下排水閉塞の課題があり、対策を講じた更正構造としました。
鉄道高架橋や道路橋などで約20,000m2の実績を有する「TDRショット工法」をブラッシュアップし、都市鉄道のカルバートトンネルの断面修復工事での適用を目指した短時間での強度発現性を高めた断面修復工法です。