CIVIL RENEWAL
TUNNEL

トンネル・シールドリニューアル

リニューアル/ソリューション-シビルリニューアルのメインビジュアル

導水路トンネルの通水性改築技術(スプリードエースアクア)

■ 標準部完成断面図

標準部完成断面図

■ 標準部完成状況

標準部完成状況の写真

導水路トンネルにおける通水性改善のニーズ

 大規模な開発が困難な状況となってきた昨今において、既存の施設の効率化が重要な命題となってきています。特に水路トンネルは、長年の通水により、選択的な摩耗を受け、通水性が低下しています。当社では、電気化学工業(株)と共同で、今後の導水路改築工事の増大を睨み、通水性向上技術の開発を行ってきました。宮川用水導水路改築工事(農林水産省東海農政局発注工事)では、本技術が農政局の通水性、耐摩耗性に対する要求品質を満足したことで、実施工に適用するでき、所定の品質、施工性が確認できました。

導水路トンネルの通水性改築技術(スプリードエースアクア)の特長

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    特殊エポキシ樹脂プライマーと吹付け施工用ポリマーセメントモルタル(PCM)によるライニングを組み合わせた水路の表面補修・保護工法です。

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    予め再乳化型粉末ポリマーエマルジョンをポリマーセメントモルタルに採用することで、均質で施工品質の安定したライニングを提供します。

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    高品質で信頼性の高い構造物

    接着力の高い特殊エポキシ樹脂をプライマーに使用することで、コンクリート躯体とライニング材であるポリマーセメントモルタルの一体性が向上します。

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    パネル等の設置工程がなく、簡易な施工で高品質のライニングを構築できるため、経済的です。

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    粗度係数が低く、耐摩耗性の高いポリマーセメントモルタルをライニング材として採用していますので、水路の耐久性に寄与します。

施工順序

STEP1:洗浄工施工状況(30Mpa)

STEP1:洗浄工施工状況(30Mpa)の写真

STEP2:洗浄による骨材の露出状況

STEP2:洗浄による骨材の露出状況の写真

STEP3:PCM吹付け状況

STEP3:PCM吹付け状況の写真

STEP4:PCMコテ塗り状況

STEP4:PCMコテ塗り状況の写真

スプリードエースアクアの性能

スプリードエースアクアの性能図