CIVIL RENEWAL
TUNNEL

トンネル・シールドリニューアル

リニューアル/ソリューション-シビルリニューアルのメインビジュアル

鋼板補強工法(水路トンネル)

 老朽化したトンネルの補修だけでなく、上部の荷重の増加に対しても周辺環境への影響を最小限に抑え、安全に補強改修ができます。

鋼板補強工法の施工フロー図

■ 改修前

改修前の写真

■ 改修後

改修後の写真

鋼板補強工法(水路トンネル)の特長

  1. 1

    髙い安全性と良好な施工性

    既存トンネルのハツリ、地山拡幅等に起因する崩落、落盤等の危険性がなく、安全な改修工事が可能となります。

  2. 2

    通水流量の確保

    鋼板内巻きにより、粗度係数が向上し、流量は確保できます。

  3. 3

    高品質で信頼性の高い構造物

    一般的な改修工事(老朽化した既存トンネルを拡幅改修する工法)よりも、鋼板+裏込注入グラウトにより、一体性のある高品質の構造物が施工可能です。

  4. 4

    あらゆる条件に対応

    既存トンネル上部の加重変化に対し、鋼板の厚みを変えることで、荷重に十分耐えうるフレキシブルな対応が可能です。

鋼板補強工法(水路トンネル)の実績

東京電力株式会社松谷発電所導水路修繕工事

  1. 平成10年9月~平成11年3月
    楡木沢工区 L=50m  折の沢工区 L=62m
  2. 平成11年9月~平成12年3月
    常木沢工区 L=85m
  3. 平成12年8月~平成13年3月
    川原畑工区 L=250m  八ツ場沢工区 l=77m

施工手順

①壁面清掃

壁面清掃の写真

既設トンネル断面内を清掃する。

②インバート材打ち替え

インバート材打ち替えの写真

既設トンネルを取り壊し、新しくインバートコンクリートを打設する。

③インバート材吊り込み、運搬据え付け

インバート材吊り込み、運搬据え付けの写真

加工済みの材料を運搬台車にセットして施工個所まで運搬し、据え付ける。

④インバート材溶接

インバート材溶接の写真

半自動溶接機でインバート材の接合箇所を溶接する。

⑤クラウン材吊り込み、運搬据え付け

クラウン材吊り込み、運搬据え付けの写真

加工済みの材料を運搬台車にセットして施工個所まで運搬し、据え付ける。

⑥クラウン材溶接

クラウン材溶接の写真

半自動溶接機でクラウン材の接合箇所を溶接する。

⑦裏込グラウト注入

裏込グラウト注入の写真

鋼板~旧トンネル断面間を裏込グラウト注入で 充填する。

⑧塗装

塗装の写真

溶接個所を塗装する。

⑨完成

完成した水路トンネルの写真