CIVIL ENGINEERING
DAM
ダム
浦山ダム(埼玉県)
施工場所 | 埼玉県 |
発注者 | 水資源開発公団 |
完成時期 | 1997年 |
諸元 | 構造 | 重力式コンクリートダム |
堤高 | 156.0m |
堤頂長 | 372.0m |
堤体積 | 1,750,000m³ |
- 重力式コンクリートダムとしては、奥只見ダムに次ぐ高さで、どっしりとした中にも美しさのあるダムです。
- ダム天端上下流面をアーチ橋風にデザインするとともに、天端の幅員を広く確保して、天端公園として整備しています。
- ダムは公開されていて、堤体内の見学も可能。ダム堤体内部のギャラリーには、「浦山ダムと自然の恵み」「浦山ダムができるまで」「水面下100mの水圧実験装置」などが展示されています。資料館うららぴあではダムの知識などが得られます。レンタサイクルもあり、秩父さくら湖の左岸にはサイクリングロードも完備されており、湖岸にはいくつかの広場が整備されています。
- ダム本体建設に当たって、原石山から採取する骨材、セメントなど全てをベルトコンベヤで輸送し、RCD工法で打設しました。RCD用コンクリートをベルトコンベヤで大量輸送する方式は我が国で初めての実績です。RCD工法は浦山ダムによってほぼ完成したとも言われます。