いわてクリーンセンター第Ⅱ期最終処分場(岩手県)
2重遮水シートは、上側シートと下側シートにそれぞれ特性の異なる材質を採用し、遮水性を高めています。
2重遮水シートは、上側シートと下側シートにそれぞれ特性の異なる材質を採用し、遮水性を高めています。
廃棄物埋立地に被覆屋根を設けたクローズドシステム最終処分場です。
遮水構造として、もっとも地下水汚染のリスクの高い底面部と法面部1段目(全法面5段)にベントナイト混合土を採用しています。
発注者の旭川市と施工者の(株)ホージュン及び当社が共同で、積極的な情報公開と、フェイルセーフの設計に取り組み、自然と調和した大規模な処分場を建設しました。
2重シートの間にベントナイトシート(不織布系)を用いることにより、万が一の遮水シート損傷時にも自己修復機能が働きます。この自己修復機能とは、浸出水によりベントナイトが膨潤して損傷箇所を塞いでしまうものです。
電気式漏水検知システム“ELLシステム”により、上部シートを漏水検知しています。また、その判定結果は、管理事務所にて常時モニタリングが可能です。
底面部を8ブロックに分割した真空吸引方式による漏水検知システムを採用しています。