CIVIL ENGINEERING
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道路

首都高速道路 川崎航路トンネル(神奈川県)

首都高速道路 川崎航路トンネル(神奈川県)の写真
首都高速道路 川崎航路トンネル(神奈川県)の写真
施工場所神奈川県
発注者首都高速道路公団 湾岸線建設局
完成時期1996年
諸元方式沈埋トンネル(左右3車線自動車専用道路)
施工延長1,187m(防水鋼板付きRC沈埋函9函)
函体諸元幅39.7m×高10.0m×長131.0m
その他換気塔立坑2基(浮島側、東扇島側)
  • わが国有数の航行船舶の多い川崎航路下を横断する、上下3車線の自動車専用道路で、断面が世界最大規模の沈埋函による海底トンネルです。
  • 川崎航路は1日の航行船舶が300隻を超える国際航路であり、航路使用制限(1日)内に沈設作業を完了できるよう、自動測量、給排水、位置決め等のシステムを完備した沈設作業船(プレーシングバージ)を用いた沈設方法を採用しました。
  • また、沈埋函の最終継手には、わが国で初めてターミナルブロック工法を採用し、工法の実用化を図りました。これにより、従来の継手方式(締切矢板施工)よりもさらに工期を短縮し、早期供用に貢献しました。