CIVIL ENGINEERING
ROAD
道路

第二名神高速道路黄瀬東工事(滋賀県)

施工場所滋賀県
発注者日本道路公団
完成時期2004年
諸元総延長2,153m
(土工区間:1,866m、橋梁区間:287m)
切土量1,162,000m³
のり面工132,000m²
橋梁工橋台18基,橋脚6基
(ハイブリッド橋脚:2基)
カルバート工2基
(プレキャスト・アーチカルバート2基)
  • 本工事は、第二名神高速道路のうち、タヌキの焼き物(六古窯)で有名な信楽町を通る約2.1kmの区間を施工したものです。
  • 切土工事では、直径5mを越えるような巨大な転石(未風化花崗岩)が多数あり、掘削するのに大変苦労しましたが、その都度、割岩機や火薬を用いて破砕・撤去しました。
  • 破砕した未風化花崗岩は、盛土材として転用するだけでなく、その自然な風合いを生かして石積み擁壁にも使用することで、材料の有効利用と周辺環境への調和を図ることができました。
  • 2基の橋脚ついて、ハイブリッド構造(鋼管とコンクリートを一体化させた複合構造)を採用することで、耐震性の高い橋脚を施工することができました。
  • カルバート工では、断面の幅が16.8m、高さが9.0mの大規模なカルバートを、工場で製作したアーチ型コンクリート部材を使用して施工しました。