CIVIL ENGINEERING
ROAD
道路
天城北道路本立野トンネル(静岡県)
施工場所 | 静岡県伊豆市修善寺 |
発注者 | 国土交通省中部地方整備局 沼津河川国道事務所 |
完成時期 | 2006年10月 |
諸元 | トンネル内容 | NATM |
トンネル延長 | L=1,031m |
掘削断面積 | A=85.0~103.0m² |
仕上り断面積 | A=79.5m² |
掘削土量 | V=100,210m³ |
覆工コンクリート | V=13,060m³ |
トンネル施工方法 | 上半先進ベンチカット工法 補助ベンチ付全断面工法 |
掘削 | 機械工法、発破工法 |
ずり出し | タイヤ工法 |
二次覆工 | スライド式セントル |
- 閑静な温泉地で、周辺環境を維持することが重要であったため、技術提案で示した対策工法を確実に実施し、騒音の抑制を行いました。(発注者が設定している標準案55dB以下、技術提案値 50dB以下)
- 起点側坑口直上には市道が横断しており、薄土被りであるため、パイプルーフ工による地表面沈下対策と市道部道路盤の嵩上げ改良工の施工を行いました。
- 当初設計において終点側坑口部の施工は、地耐力不足と地すべり斜面に対し、終点側からの側壁導坑による施工が計画されていましたが、諸条件により、アプローチが取れなくなったため、トンネル坑内からの頂設導坑による施工を提案し、地山に悪影響を与えないよう施工しました。