CIVIL ENGINEERING
ROAD
道路
国道381号 四万十トンネル(高知県)
施工場所 | 高知県幡多郡十和村井崎~半家 |
発注者 | 高知県 |
完成時期 | 2007年 |
諸元 | 施工延長 | 981.0m |
内空面積 | 59.0m² |
掘削工法 | 補助ベンチ掘削 |
補助工法 | 垂直縫地工、長尺先受け工法 |
- 最後の清流といわれる四万十川に挟まれた道路トンネル新設工事で、昼夜作業のため近隣民家や自然環境及び景観に配慮し、騒音や振動、防塵対策に最新の注意を払いました。トンネルずりは一般公道を利用しての搬出の為、地元車輌を最優先し、夜間は仮置き場までの運搬としました。掘削は、事前試験発破により最適薬量を確認し、民家・終点側のJR軌道に対して影響の出ない発破を行いました。トンネル仮設備に礫間浄化等を付加し、清流の環境保全に努めました。
- 休校となった小学校を宿舎などに活用し、竣工後は改造した姿で町に移管しました。「地域づくり事業」への参加、現場見学会の開催など積極的な地元交流を通し、地域に貢献したとして、四万十町長より感謝状を戴きました。