CIVIL ENGINEERING
RAILROAD
鉄道

東京メトロ副都心線 千駄ヶ谷工区(東京都)

 従来の地下鉄13号線は、埼玉の志木市から和光市間を東武東上線、和光市から池袋間を有楽町線として営業していました。同工事は池袋から渋谷までの区間(8.9キロメートル)を延伸するもので、これにより池袋・新宿・渋谷の副都心を結ぶ地下鉄が誕生しました。この路線により池袋以西では有楽町線、東武東上線、西武池袋線、渋谷駅では東急東横線と相互直通運転を行い、埼玉県南西部方面から都心を経由し横浜方面に至る広域的な鉄道網が完成したことになります。

東京メトロ副都心線 千駄ヶ谷工区現場位置図

 本工事は、北参道駅と明治神宮前(原宿)駅間912mの工区をシールド工法で施工しました。
 シールドトンネル外径は、9.8mの大断面であり、地盤の沈下や崩落が生じないよう厳密な施工管理を行うとともに、当社のシールド自動方向制御システムを用いて鉄道路線に狂いが生じないよう管理を行いました。

施工場所東京都渋谷区千駄ヶ谷三丁目~神宮前一丁目
発注者東京地下鉄株式会社
工事件名13号線千駄ケ谷工区土木工事
工法泥土圧シールド工法
東京メトロ副都心線 千駄ヶ谷工区 トンネル標準断面図