PROJECT
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プロジェクト紹介

導水管更新に伴うトンネル築造工事(千葉県)

北千葉取水場と北千葉浄水場間の導水管は昭和50年代に布設したもので、40年を超過した経年管となっています。新たに導水管を布設し安定給水の向上を図ります。
発進立坑を北千葉浄水場の作業用地内に築造し掘削用仮設備を設置後、北千葉取水場の到達立坑までの間を泥水シールド工法にて管渠(一次覆工)を築造します。
一次覆工完了後、二次覆工で管渠内に内挿管(φ2400ダクタイル管)を敷設し導水管とします。

                                                                         
工事件名導水管更新に伴うトンネル築造工事
発注者北千葉広域水道企業団
工事場所流山市桐ケ谷字和田130番地(北千葉浄水場内)~松戸市七右衛門新田字中耕地539の2番地(北千葉取水場内)
工事諸元シールド一次覆工延長4875m(泥水式 セグメント外径3.15m 鋼製セグメント)
二次覆工総延長4878.5m(エアモルタル充填のみ)
立坑築造工2箇所
仮設工一式

昼夜間のシールド工事では防音ハウスで工事箇所全体を覆うことにより騒音の低減を図っています。しかしそれに先立つ立坑築造においても周辺民家への騒音の影響を鑑みて、基礎をH鋼杭に変更して先行設置し、防音壁を設置します。またシールド工事完了後の防音ハウス解体後においても立坑弁室築造が完了するまで防音壁を残置します。

シールドジャッキの圧力を制御してシールド機の姿勢を制御する理想的な推進方式を採用しています。

施工中のトンネル坑内には100m毎にWi-fiアンテナを設置し、坑内のどこにいても無線LANが使える環境とすることで事務所から5km離れたトンネル先端での作業でもスマホで簡単に動画を共有したり、事務所で作成した施工図を供したりすることができます。