高強度・超高強度コンクリート
〈設計基準強度36N/mm²を超えるコンクリート〉
超高層RC 造(25 ~50 階)の建築物等に適用する高い強度のコンクリートです。
超高層RC 造(25 ~50 階)の建築物等に適用する高い強度のコンクリートです。
高強度・高品質吹付けコンクリートの適用により、掘削直後の地山の緩み防止、長期的な荷重の増加や変形に対する耐力を向上させることが可能となり、トンネルの大断面化・偏平化等のニーズに対応するものです。
高い流動性と材料分離抵抗性を兼ね備える優れた充填性を持つコンクリートです。高品質なコンクリ-ト躯体の施工が図れると共に,コンクリート工事の合理化・自動化の推進が可能となります。
水を汚濁させず、高品質な水中構造物の水中施工を可能とするコンクリートです。
山岳トンネルで用いる吹付けコンクリートのセメントや細骨材の一部を石炭灰(フライアッシュ)で置換することで、長期強度・耐久性の向上、単位水量の低減、粉じん・はね返りの低減が可能となります。
床版上面から行う漏水補修工であり、バラストを除去することなく、軌道上から含浸防水材を散布するだけで床版止水を施す、きわめて合理的な工法です。コンクリート構造物の延命化を図るとともに、高架下利用者からの苦情や雨樋設置による応急対策等、漏水に起因する維持管理の負荷を大幅に軽減します。
当工法は、「クリーンな作業環境」「高品質な補修部材」「リーズナブルな価格」を開発コンセプトとし、塩害、凍害などにより劣化、機能低下した橋梁等の寿命を延ばし、地震時の被災を予防する技術で、セメント及び細骨材を主成分としたプレミックスタイプの無機系特殊モルタルを現場で練り混ぜて吹き付ける補修技術です。
コンクリート表面に亜鉛及びアルミ線材を常温溶射し、形成された擬合金皮膜の犠牲陽極作用により鉄筋の防食を行うもので、外部電源を必要とせず、経済性に優れた工法です。
鋼製セグメント内を充填する高性能な無機系モルタルと、覆工表面を形成する耐久性を有する高品質モルタルを層別に湿式吹付け施工し、最後は左官仕上げを行うことで、シールドトンネルの覆工に要求される耐久性(防食性)、平滑性を満足する構造を構築します。
S.Q.C.構造物はS.Q.Cと高強度鉄筋を使用し、必要に応じて鋼繊維補強を行うことで耐用年数を100~300年程度としたコンクリート構造物です。
コアサンプルや供試体に低粘度の蛍光エポキシ樹脂を真空含浸させ、切断面の紫外線照射による観察を行います。本手法は、肉眼、顕微鏡観察で識別が困難な微細ひびわれや硬化体組織の多孔質化といったコンクリート表面から内部にいたる微細な劣化現象を可視化することができ、潜在的な劣化現象の評価に有効です。
「SM-9」は、特殊シラン系化合物とシリコーン樹脂をハイブリッド化した表面含浸材で、コンクリート面やモルタル面に塗布、含浸させることにより、優れたはっ水作用を発揮するとともに、劣化因子の抑制層を形成し中性化進行に代表される劣化に対する耐久性向上を実現しました。また、壁面でのカビ・藻類の発生による汚れ抑制も期待できます。
覆工コンクリートを伝搬する超音波の振幅から、任意の時点の覆工コンクリートの強度を推定する【超音波方式】による脱枠強度管理システムです。
温水と蒸気によるコンクリート材料の加温機能と連続温度計測機能により、コンクリートの練上がり温度を熱容量計算に基いて自動制御することができます。一定温度のコンクリートを供給することで品質変動を抑制し、安定した品質での施工を実現しています。
セントル表面に設置された多数の照度センサとLED照明によって、コンクリートの打設高さをリアルタイムに検知して「見える化」するシステムです。
「セメフォースアンカー寒冷地仕様」であと施工アンカーを施工することで、最低気温-15℃まで初期凍害を受けずに施工が可能となり、採暖養生における工程の短縮やCO2削減に寄与することができます。
鉛直打継部の合理化施工の手法としてプレキャスト部材の適用方法を考案しました。この手法は、スラブと立ち上がりコンクリート部材を一体で構築する際のコンクリートの打込みエリアを分割する方法としても活用できます。
T-CROW工法は、コンクリートの固まる速度を早める粉体を散布・撹拌し、コンクリートの表面仕上げまでの待機時間短縮させることで、長時間労働となりがちな寒い時期のコンクリート工事を早めに終わらせることが可能となる技術です。
本工法は、鉄道高架橋や道路橋で約20,000m²の施工実績を有する「TDRショット工法」を改良し、従来では不可能だった施工後数時間での強度発現、具体的には3時間で圧縮強度6N/mm²、付着強度0.6N/mm²を実現しました。さらに1回の施工で100mm程度の厚さが施工でき、施工表面を左官仕上げできるハンドリング時間も確保できます。